NIPTで陽性結果になった時

NIPTとはどんな検査?

NIPTとはどんな検査?

NIPTとはどんな検査? NIPTとは、新型出生前検診のことをいいます。妊婦さんから採血をし、血液を検査し、ダウン症などの胎児の染色体に異常がないかを調べる検査です。

日本では2013年より実施されており、従来の出生前検査に比べて精度が高いのが特徴です。NIPTは、胎児の染色体異常は96.5%、特異度にいたっては99.9%の精度で行うことができます。
採血のみなので流産のリスクが少なく、妊婦さんに与える負担が少ないのも特徴のひとつです。


従来の検査は妊娠11週以降にならないと受けることができませんでしたが、NIPTは10週目から検査が可能です。
年齢制限もないので、高齢出産で不安な人でも検査することができます。

ただし、この検査は異常を確定するものではありません。
陽性となった場合に確定診断を受けたい場合は、別途羊水検査をする必要があります。
また、デリケートな検査なので、検査前にはしっかりとカウンセリングを受ける必要もあります。

NIPT検査ではどのくらい母体に影響を与えるか

NIPT検査ではどのくらい母体に影響を与えるか 高齢出産を行う場合など事前に胎児の様子を知る検査を行うことがあります。
母体にも低いリスクで行うことができるものにNIPTがあり、NIPTは母体の血液を採血し、その血液の中の遺伝子の状態を調べることにより、胎児の染色体異常を見分けることが可能です。
血液を採取するだけであるので、負担を生じることも流産を引き起こしてしまうリスクも大変低くなっています。
ですがNIPTによって染色体異常があるかもしれないと診断されると、羊水や絨毛を採取し調べる確定検査を行うため、流産のリスクが高まるほか出血や破水を起こしてしまう可能性があります。
NIPTは2013年から日本で行われている方法であり、感度は96.5%、特異度は99.9%と大変高い精度で行うことができる検査です。
血液も10mlと大変少ないので負担がかかることはありません。
ただし検査の結果を受けてどのように胎児と向き合っていくかなど、あらかじめしっかりとカウンセリングを受ける必要があります。


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